私の出身学部である近畿大学総合社会学部は、2020年に10周年を迎えました。おめでとうございます!10周年関連事業のひとつとして、2022年3月に『近畿大学総合社会学部紀要:総社る』 10周年記念号が発行されています。
こちらの10周年記念号の95ページをご覧いただきたいのですが、実は!私が!卒業生として寄稿しております!つい先日、冊子が手元に届きましたので、執筆の経緯と、何をテーマにして執筆したのかを書いておこうと思います。
↓ 私が書いたものはここから読めます。
近畿大学総合社会学部紀要:総社る 10周年記念号 <卒業生からの寄稿>心理学を通じて身につけた基礎力と応用力
「総社る」は「social」のことのようです。
他の方は、記者さん、学校の先生、心理職の方などなど様々でした。
経緯
「今回、総合社会学部創立10周年事業を行うにあたり、
昨年の8月、近畿大学総合社会学部総合社会学科心理系専攻の佐藤先生からこのようなご連絡をいただきました。その後、拡大紀要委員会委員の遠藤先生に締め切りや文量等の詳細を確認した上でお引き受けしました。
(遠藤先生によると、佐藤先生が私を推薦してくださったらしくて、とても嬉しい気持ちになりました。)
テーマについて
記事のテーマは自由とのことでしたが、「学生時代に学んだことで仕事に役立ったことや今後の学部の教育へのアドバイスなど含めて頂ければ幸いです。」とのリクエストも含まれていました。そのため、以下の2点を意識しました。
1点目は、「なるべく具体的に、何がどう役立っているのかを書くこと」です。この点は、リクエストの1つ目である「学生時代に学んだことで仕事に役立ったこと」の部分をわかりやすく示すために意識しました。佐藤先生が私を推薦してくださったのも、私の進路が近畿大学の掲げる「実学教育」に合っていると思われたからではないか、と推察しましたので、心理学での学びは「役に立つ」のだ!ということが伝わるように書いてみました。
2点目は、「心理系専攻のディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)とカリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)に沿っていること」です。この点は、リクエストの2つ目である「今後の学部の教育へのアドバイス」の部分を満たすようにするために意識しました(博士号も取れていない私なんかが学部教育へのアドバイスだなんて、烏滸がましいとは思うのですが……)。心理学を通した学びの一つである「論理的な文章を書くスキル」は、どんな社会課題を解決するにも大事になってくるので、これからもそうした基礎を身につけられるような環境であってほしい。的なことを書いています。
やっぱり自分が書いた原稿が紙に印刷されているのを見ると嬉しくなりますね。
最後に改めまして、総合社会学部10周年、おめでとうございます。今後のますますのご発展をお祈り申し上げます。