『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学』を読みました

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FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学』を読み終えました。ふらっと本屋さんへ行ったときにたまたま見つけた文庫です。

著者のジョー・ナヴァロさんは、FBI捜査官として働きながら、ノンバーバル・コミュニケーションの研究をされてきた方です。そのため、書籍の中では自分の経験談を交えながら、人の仕草が何を意味している(ことが多い)のかを説明しています。手足や胴体といった身体的なものだけでなく、顔の表情に関する話も含まれています。百発百中で嘘を見抜ける(心を読める)ということはないですが、こうした非言語的なメッセージがあるとを知っていることで、相手の言葉に注意できる(慎重に判断できる)ようになったり、適切な気遣いをしたりすることができるのではないかと思います。

書籍がほとんどではありますが、後ろに参考文献欄もあります。本の内容からさらにいろんなことを知りたくなったときに資料を辿れるということで、ノンバーバル・コミュニケーションやボディ・ランゲージに興味がある初学者(学部1年生くらい)や、学生以外の一般の方がまず最初に読む本としてちょうどいいのではないかなと思いました。