輪読で「The Oxford Handbook of 4E Cognition」を読んでいます

今年度のゼミの輪読で、「The Oxford Handbook of 4E Cognition」という本を読んでいます。ちょうど今日、今年度の私の発表が終わったので、作成した発表資料を上げておこうと思います。特に序盤の内容が哲学的で難しかったので、わかりにくいところも多いかと思いますが、だいたいこんな話なんだなぁという雰囲気を感じてください。また、私の解釈が間違っている可能性も大いにあるので、興味を持たれた方はぜひ原著をお読みください。

 


chapter 6

この章は、1章から5章までを批判的にまとめる回となっています。1章から5章は、本のタイトルにもある「4E Cognition」って何かを解説するパートでした。

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chapter 17

この章では、Rowlands(この章の著者)が考える認知プロセスの考え方について紹介しています。著者は、情報を利用可能にすることが認知の本質であると主張しており、情報を利用可能にする手段として行為(action)を捉えています。認知に環境を操作することが含まれているという点が4Eっぽいです。

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chapter 23

この章は社会的認知の発達研究レビューです。社会的認知は個人の中にあるのではな く、個人の外にあるという考え方が4Eっぽいです。

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